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ロンジン レジェンドダイバー 用に、Uncle Straps の「 South Pacific Rubber Strap 」を購入しました。
レジェンドダイバーのヴィンテージライクなデザインに、トロピックスタイルのこのラバーベルトは絶対に似合う!
そう予感してポチったのですが、実物を見て予感は確信に変わりました。
本記事では、その仕様、装着感、購入前の注意点まで詳しくレビューします。
ラバーベルトに興味がある方、ビンテージ感ある腕時計に合うラバーベルトをお探しの方などのご参考になれば幸いです。
トロピックストラップとは?【歴史と特徴】
トロピックストラップは、1960年代~1970年代に人気を博したTropicブランドのラバーベルト。
通気性の高いパンチング加工、ダイヤパターンの意匠、耐水性、高強度が特徴で、当時トロピックはスイス製ストラップとして初めて、ロレックス、オメガ、ゾディアック、アクアスターなど、多くのスイス時計メーカーにOEM製品を供給していました。
2003年にトロピックブランドとその全資産、旧ストラップ在庫はオーストリアのSYNCHRON社に買収されました。
同社により、現在でも最高品質のラバー素材で作られた最高峰のダイバーズウォッチ用ストラップを提供し続けています。
Uncle Straps " South Pacific Rubber Strap " のコンセプトとデザイン
今回私が購入した、Uncle Strapsの” South Pacific Rubber Strap ”は、上記の1960年代のTropicブランドをオマージュしたもの。
ダイヤパターンのデザインや通気孔、テーパードした形状など、オリジナルの持つ特徴をしっかりと継承した、クラシックかつ実用的な仕上がりです。
South Pacific Rubber Strap スペック・サイズ・価格
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- 幅:19 / 20 / 22mm
- 長さ:Standard(78×128mm)/Short(65×115mm)
- 素材:TPU(熱可塑性ポリウレタン)
- 付属:2.5mm径「Fat Boy」スプリングバー
- 価格:$39(約6,000円前後)+送料
開封〜付属品
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ブラックベイ54用に5連ブレスレットを購入した時と同様、超シンプル包装にてアメリカ本国より配送されました。
ロゴもデザインも何もない黄色い紙製の包装。
袋を開けると、こちらもほぼ前回と同じで、オリジナルステッカーとネームカードが同封されています。
オリジナルステッカーは前回とはデザインが異なりますが、これは毎回異なるのでしょうかね?
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ベルトは以下の通り。
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裏面はワッフル状になっており、肌への接着面が少なく、通気穴もあいまって夏場でも肌に張り付くことなく使用できる工夫がされています。
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根本部分には「Uncle」の刻印も。
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”Fat Boy”と名付けられたスプリングバーも付属しています。
名前の通り、ぶっとい。
直径2.5mmで見るからに堅牢で、安心感持って使っていけそうです。
レジェンドダイバーのオリジナルのスプリングバーと比較すると、その太さは一目瞭然です。
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いざ、実装!
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それでは、South Pacific Rubber Strapにベルトを交換してききたいと思います。
元々の見た目は上記の通り。
改めて見るとミラネーゼベルトのレジェンドダイバーはビンテージ感バッチリでかっこいいですね。
変更すると、以下のようになりました。
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オリジナルのトロピックのラバーバンドも1950年代半ばごろから発表されたこともあり、1959年発表のロンジン レジェンドダイバー とのデザインの相性は申し分ないです。
ミラネーゼベルトだと上品さやビンテージ感が強いので、Tシャツよりシャツなどの方が合うと思いますが、こちらのラバーベルトに変更するとスポーティさが少し増すので、服装も少しカジュアルダウンできますね。Tシャツとの相性も◎。
TPU素材のベルトは適度な柔らかさとコシがあり、手首にしっかり沿い快適な着用感です。
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また、ダイヤデザインが良い塩梅で利いています。
控えめながら布地のようなテクスチャーで、ラバーっぽさをあまり感じません。
アクティブやカジュアルなイメージに寄りがちなラバーベルトですが、この South Pacific Rubber Strap ならビジネスシーンでも違和感なく使用できると思います。
サイズ選びのコツ
Uncle Straps では、South Pacific Rubber Strap のモデルでスタンダードとショートの二つの長さの商品を展開しています。
女性や腕の細い方はショートの方が、ベルト余りが少なく快適に使用ができるかと思います。
- ショート(65×115mm):手首〜16.5cm
- スタンダード(78×128mm):手首16〜19cm
- 幅:19mm、20mm、22mm。時計のラグ幅に合わせて選択できます
私はスタンダードを選びましたが、手首周り16.5cm弱なので少々ベルトが長すぎる感じはします。
ただ、ショートだとおそらくギリギリの長さになり、ベルト穴を通すのが先端近くになってしまうでしょう。
それはそれで見映えが良くないかと思いスタンダードにすることにしました。
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上の写真のようにベルトが余って飛び出してしまうのが、少々気になる点ではあります。
ただし、製品が悪いわけでは全くないです。
日常生活で使用する際には特に支障もなく、作業などで気になるということはありません。
まとめ|South Pacific Rubber Strapはこんな人におすすめ
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South Pacific Rubber Strap は、価格・デザイン・実用性のバランスが良く、初めてラバーベルトを試す人にもおすすめです。
一般的なラバーベルトと比較して、カジュアルさやアクティブな雰囲気が抑えられるので、オンオフ問わず日常使いできる一本として非常に優秀な商品だと思います。
個人的な評価を星評価にまとめてみました。
見た目の再現度 | ★★★★☆ |
装着感・通気性 | ★★★★☆ |
実用性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
総合 | 4.4 / 5 |
見た目の再現度は、オリジナルのデザインをしっかりと踏襲しており非常に高いレベルだと思います。
装着感もよく、ベルトに小さな穴が空いていることで通気性も良好。
サーフィンやダイビングなどのマリンスポーツや、夏場の汗ばむシーンでも快適に使用できます。
実際、私も真夏の酷暑の中で使用しましたが、腕が蒸れたり、ラバーが腕に張り付くなどの不快感は全くありませんでした。
ただし、オリジナルのTropicブランドのベルトは、素材がバルカナイズドラバーでより高品質素材を使用しているので、それに比べると多少の違いはあるのかと思い、再現度と装着感は星4つにしました。
オリジナルの方を使用したことがないので、妄想の域を出ませんが・・
総じて、品質の高さと良心的な価格設定で非常にハイパフォーマンスなラバーベルトです。
お使いのスポーツウォッチに使えば、見た目も新鮮で装着感も良いのでより一層腕時計愛が深まるのではないでしょうか。
私にとっては買って損はなかった逸品です!