腕時計レビュー

【PR】AVI-8 ホーカー ハリケーン ダークアース 開封レビュー|英国空軍の"迷彩色"をまとう本格クロノグラフ【AV-4011-0E】

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※本記事はAVI-8 様より製品をご提供いただいて執筆しています。記事内容および評価は、提供の有無にかかわらず私自身の実機使用に基づくものです。

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph dark earth


今回、AVI-8 様より商品をご提供いただき、レビュー記事を書かせていただくこととなりました。
ただし、提供品だからといって褒めちぎるつもりはありません。良いところは良い、気になるところは気になると、いつも通り私なりに感じたことを正直に書いていきたいと思います。

さて今回ご紹介するのは、英国の航空時計ブランド AVI-8(アビエイト) の定番クロノグラフ、Hawker Hurricane Classic Chronograph(型番:AV-4011-0E)です。

モデル名の「ホーカー ハリケーン」は、第二次世界大戦期に実在したイギリス空軍戦闘機の名前。
そしてカラー名の「ダークアース」もまた、当時の英国機がまとっていた迷彩塗装の色名そのものです。
カラーの名前まで史実で固めてくるあたり、ミリタリー好きやパイロットウォッチ好きの心をくすぐる本気度の高さがうかがえます。

それでは、レビューしていきましょう。

この記事でわかること

  • AVI-8 ホーカー ハリケーン(AV-4011-0E)の開封の様子と同梱物
  • グレー文字盤×グリーンレザーの実際の見え方
  • 43.5mmケースの実際の着用感(手首サイズ実測つき)
  • 買う前に知っておきたい、正直な"気になる点"

AVI-8 (アビエイト)とはどんなブランド?

まずブランド紹介から。
AVI-8は、2012年に創設された航空機の歴史をモチーフにした腕時計をつくる英国発のウォッチブランドです。
世界各国の空軍で任務に就いたパイロットとエンジニアの協働から生まれた着想と設計美を核にしたブランドとのことで、商品名のラインナップには、ホーカー ハリケーン、ホーカー ハンター、スピットファイア、P-51 マスタング……と、航空ファンには言わずと知れた機体名がずらりと並んでいます。
航空のプロが作り出したブランドだけあり、航空に対する熱い情熱がヒシヒシと伝わって来ます。

日本での知名度はというと、まだ高いとは言えないかもしれません。
私もAVI-8 様よりご連絡をいただいて初めてブランドの存在を知りました。

ですが、2〜3万円台という価格帯で、デザインに明確な物語があるというのは、なかなか稀有なポジションだと思っています。
この価格帯の腕時計を見ると、無難だけど無個性、もしくは明らかに有名ブランドのデザインを模しただけのファッションウォッチが多いので。
「航空機」という軸をしっかり持って商品展開する姿勢は、ブランドとしてしっかり世界観を持っていて好感が持てます。

AVI-8の日本HPはこちらから

モデル名の由来「ホーカー ハリケーン」について

ホーカー ハリケーンは、1930年代後半に登場した英国空軍の戦闘機です。

Hawker Hurricane

「英国戦闘機といえばスピットファイアでしょ」と思われる方も多いかもしれません。
たしかに知名度ではスピットファイアの圧勝です。ハリケーンはいつも一歩後ろに立っている、渋い脇役のような扱いをされがち。
しかし、機体性能ではスピットファイアに劣ったものの、高い生産性からあらゆる地域で大きな活躍をし、「偉大なるナンバー2」と称されていたようです。

実際のところ、バトル・オブ・ブリテンにおいてはハリケーンのほうが配備数が多く、撃墜戦果も上回っていたとされています。
派手さはないけれど、数を揃えられて、頑丈で、現場でしっかり働く。
時計に喩えるなら、まさに実用機ど真ん中の一本です。

「ダークアース」は実在する英空軍の迷彩色

Hawker Hurricane image
※画像はAIで生成したイメージです

ここが個人的に一番おもしろかったところです。

調べてみたところ、「Dark Earth(ダークアース)」は、実際にイギリス空軍が使用していた迷彩塗装の正式な色名でした。

1938年初頭に導入された「Temperate Land Scheme(テンパレート・ランド・スキーム)」と呼ばれる迷彩塗装では、機体の上面にDark Earth(ダークアース)とDark Green(ダークグリーン)の2色が不規則なパターンで塗り分けられていました。この上面迷彩は、バトル・オブ・ブリテンを戦い抜き、1941年まで使われ続けています。

つまりダークアースは、まさにハリケーンが空を飛んでいたその時代、その機体の背中に塗られていた色。そんな歴史背景をもったネーミングの腕時計を着用するのは心躍るものがありますね。

ちょっと補足

ただし、AVI-8が公式に「英空軍の迷彩色に由来する」と説明しているわけではありません。公式サイトのスペック表記上は、あくまでカラーバリエーション名として「Dark Earth」と記載されているのみです。史実の迷彩色との一致は私の解釈であり、断定はできない、というのが正確なところ。

とはいえ、英国機モチーフのブランドが、当時の英国機の迷彩色と同じ名前をつけたのは全くの偶然でしょうか?私は、狙って名付けたと思っています。

ちなみに、この由来を知ってから改めて実機を見ると、文字盤の色味とグリーンレザーという組み合わせがぐっと腑に落ちます。すなわち、迷彩全体の空気感を表現した配色に違いない、と。

Camouflage
※画像はAIで生成したイメージです。

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph スペック

基本スペックを一覧で確認しておきましょう。
AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronographには多くのカラーバリエーションが展開されていますが、色やベルト素材などを除いた腕時計の基本スペックは同じです。

モデル名Hawker Hurricane Classic Chronograph(Dark Earth)
型番AV-4011-0E
ムーブメント日本製クォーツクロノグラフ
ケース素材ステンレススチール
ケース径43.5mm
ケース厚11.0mm
ラグ・トゥ・ラグ50.0mm
ダイアルグレー
ベルトグリーン 本革レザーストラップ(ラグ幅22mm)
風防ミネラルガラス
防水性能5ATM(50m相当)
重量約80g
インデックス・夜光プリントインデックス+Swiss Newlite
リューズプルアウト式

スペックで私が一番注目したいのは、ケース径43.5mmに対して、厚さがわずか11.0mmという点です。

クロノグラフというのはどうしても厚くなりがちなジャンルで、13〜15mmあたりは珍しくありません。
それが11mmに収まっているのは、クォーツならではの薄さの恩恵。しかも重量は約80gと、43.5mmのステンレスケースとしてはかなり軽い部類です。

「大きい時計は好きだけど、重くて厚いのは勘弁」という方には、この厚みと重さは魅力的ではないでしょうか。

また、文字盤の色味がグレーと公式には表記されているのですが、実物を見ると簡単にグレーと言い切れる色味ではないかと。
モスグリーンとダークブラウンが混じったダークグレーといった感じ。まさに「ダークアース」というネーミングが合う色味です。

いざ、開封

それではいざ実機を開封していきましょう。

まずは外箱。
紙製の外箱にもしっかりブランドロゴがプリントされ、側面には航空機のホーカー ハリケーンと思われる戦闘機の設計図が記載されています。
細部でもしっかりブランドの世界観が表現されてますね。

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph box


外箱を開けると、布のようなテクスチャーの内箱が。
作りもしっかりしていて、グレー地に黒のブランドロゴがカッコいい。
商品の価格帯もあり、こういった細部へのこだわりは期待していなかったので、良い意味で期待裏切るクオリティです。

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph inner box


では、いざ開封!

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph 付属品
AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph 開封

文字盤の色味が渋い。
この文字盤の色味が気に入りこのカラーを選んだので、事前のイメージ通りの色味でにんまり。

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph 説明書

付属品として、取り扱いマニュアルとAVI-8のカードも同封されています。

AVI-8 ホーカー ハリケーン 外観・デザイン

ここからは各部を細かく見ていきます。

文字盤

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph 文字盤

文字盤の色は公式の表記はグレーですが、私の目から見るとモスグリーン×ブラウン×ダークグレーという複雑な色味に見えます。
渋くて男心くすぐる色味です。なかなか他のブランド探してもこの渋い色味の文字盤はないのではないでしょうか。

サンレイ加工されていて光があたると放射状に輝くのも良い。
この文字盤の色味、全体的な雰囲気の中で、もし文字盤もマットな質感になるとツール感に全振りしてしまい、のっぺりした印象になってしまっていたかも。
サンレイ文字盤で少しキラッとした部分が加わり、腕時計に良いスパイスとなっています。

クロノグラフのインダイヤル配置と、それぞれの役割は以下の通りです。

12時位置インダイヤル:1/10秒計(30 秒間高速回転)
9時位置インダイヤル :60分積算計
6時位置インダイヤル :1分積算計

9時位置のインダイヤルが特徴的です。
イエロー、ブルー、ホワイト、中心のレッド、この円型のマークは戦闘機のホーカー ハリケーンにも描かれる象徴的なマークです。しっかりと歴史的な背景をもった意味あるデザインであるのが、人に語りたくなるポイントですね。
文字盤のデザインにも良いアクセントになっています。

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph 



固定式のタキメーター目盛付きチャプターリングも装備されており、スピード計測も可能。
パイロットウォッチの要所をしっかりと押さえています。

針の形状はローザンジュ針。
細長くも太い菱形の時・分針は視認性も良いですね。
写真だと針の先端が文字盤と同化して見えてしまっていますが、長針はクオーツ時計とは思えないほど長く、インデックス間際までしっかり届いています。クオーツの残念ポイントになりがちな針の短さが感じられず◎。

ケース・リューズ・プッシャー

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph ケース

ケース素材はステンレススチール。
今回選んだダークアースのケースはガンメタルっぽい色味で、ミリタリー感増し増しです。
スペック上は43.5mmという、数字だけ見ればかなり大ぶりなサイズですが、ケース・文字盤の色がダークトーンなので変な膨張感はなく締まって見えます。

リューズはプルアウト式。ねじ込み式ではないので、時刻合わせのたびにねじを緩める手間がありません。日常的に使ううえでは楽ちんです。

クロノグラフ操作に使う2時位置、4時位置のプッシャーの押し心地は軽め。
押すたびにカチッとクリック感があるわけではないので、クロノグラフ好きには少々物足りなかったりするかもしれません。

ケースバック

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph ケースバック

ケースバックにはホーカー ハリケーンの戦闘機の刻印が。
ペイントではなくしっかり掘り込まれているので、使用に伴いかすれていくような心配も無用。
細かいところに本当にこだわりを持って作り込まれてますね。

グリーンレザーストラップ

本革のグリーンレザーストラップが標準装備です。

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph 尾錠

レザーストラップは硬くもなく柔らかすぎることもなく、着用開始から付けやすい質感です。
レザー自体には高級感はあまり感じませんが、縫製の糸の色味がレザーストラップと同系色で自然に馴染んでいます。
縫製自体もガタ付きもなく綺麗です。

尾錠にもAVI-8の刻印が掘り込まれています。ベルトの裏側にはAVI-8とホーカー ハリケーンのマークも。
失礼な言い方ですが、値段の割にしっかり作り込まれていて感心してしまいました。

この写真は文字盤がグレーっぽく見えますね

そしてこのグレー文字盤 × グリーンレザーという配色。
上述のように文字盤はグレーというより、グリーンがかったブラウンっぽくも見えるので、グリーンレザーのストラップとも相性良し。腕時計全体で迷彩パターンを表現したようなイメージで、男臭さ抜群です。
レザーは経年変化で色味がもっと深い色になっていくでしょうから、今後、文字盤の色味と近くなり更に渋みが増すのではないかと期待しています。

実用面で嬉しいのが、ラグ幅が22mmという定番サイズであること。
22mmは社外ストラップの選択肢が非常に豊富なので、「グリーンはちょっと冒険かも」という方でも、ブラウンレザーやNATOストラップに替えれば一気に印象を変えられます。ミリタリー系のキャンバスストラップなんかも相性が良さそう。ベルトの付け替えを楽しむこともできますね。

夜光(Swiss Newlite)

夜光はスイス製の「Swiss Newlite」を採用。
ただしプリントインデックスなので、夜光塗料を厚く盛るタイプのダイバーズウォッチのような強烈な発光は構造的に期待できません。
夜光の明るさは少々物足りないかな・・という印象です。

着用イメージ・装着感

私の手首周りは16.3cm、腕幅は52−53mmほど。
ケース径43.5mmと聞くと身構えてしまいますが、ラグ・トゥ・ラグ50.0mmなので私の場合はギリギリ腕幅からはみ出さないサイズ。
ケース径のわりにラグが短く抑えられているため、手首からラグがはみ出しにくい設計になっています。

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph 装着感

ラグの形状も腕にそってカーブしており、腕時計の厚みも11mmと比較的薄いため、ケース径の大きさの割に違和感を感じない装着感です。

そして約80gという軽さも装着感に一役買っています。

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph 装着

ここが気になる|改善希望点

さて、ここからは少々気になった点です。提供品ではありますが、率直な感想を述べさせていただきます。

秒針の微妙なずれ

秒針が秒のインデックスと微妙にズレが生じます。
これは、歯車の遊び(バックラッシュ)や針の取り付け精度の誤差で、一般的なクオーツ時計では仕様の範囲内であることが多い現象で、AVI-8だけの問題ではありません。
ただ、機械式時計を常用する身としてはこの微妙に秒針がインデックスとズレているのを目にすると、どうにも居心地が良くない。
願わくば今後改善していってほしいですね。

夜光は物足りない

夜光は正直物足りないかなと。スーパールミノバに変われば尚よしか。
肉眼で見る場合、この写真より暗いので暗所での視認性はもう一歩ですね。

リューズの縁が当たって少々痛い

リューズの縁が角張っているので、手首を曲げた際に手の甲とリューズが触れ、少し痛い場合があります。
痛い、というと少々大袈裟ですが、気にはなる。
実勢価格で同じような価格帯のオリエント マコなどはリューズの仕上げも滑らかだったりするので、AVI-8にも頑張ってほしいところですね。

風防がミネラルガラス

本モデルの風防はミネラルガラスで、サファイアクリスタルガラスではありません。

ミネラルガラスは、樹脂系の風防に比べれば十分に硬いのですが、サファイアクリスタルと比べると細かな擦り傷は入りやすいのが正直なところ。デスクワークで机の角にコツンとやるくらいなら問題ありませんが、傷を一切許せない方は覚悟しておいたほうがいいでしょう。

とはいえ2〜3万円台という価格を考えれば、ここはコストの割り振りとして納得できる部分でもあります。
また、デザインやパイロットウォッチであることを踏まえると、傷も味になる、むしろちょっと傷がある方がカッコいい腕時計であることは申しつけ足しておきます。

こんな人におすすめ

こんな方におすすめ

  • ミリタリー・航空機モチーフの腕時計に惹かれる方
  • この文字盤の色味にグッとくる方
  • 大きめのケースは好きだが、厚さと重さは避けたい方
  • 2〜3万円台で"人と被らない"一本を探している方
  • ストラップ交換を楽しみたい方(22mmは選択肢が豊富)
  • クロノグラフ入門の一本を探している方

こんな方には向かないかも

  • 風防の傷が絶対に許せない方(ミネラルガラスです)
  • 水泳やマリンスポーツで着けたい方(5気圧防水・プルアウト式リューズ)
  • 機械式ならではの所有感を求める方
  • 手首が細めで、40mm以下でないと厳しい方

まとめ|物語を腕に載せる、2〜3万円台の正解のひとつ

AVI-8 Hawker Hurricane Classic Chronograph 着用

正直、商品が届くまでクオリティなどに期待はしていませんでした。ですが、実際に商品を見て、しっかりと作り手の情熱がこめられた腕時計であることがわかりました。

AVI-8 ホーカー ハリケーン クラシック クロノグラフ(AV-4011-0E)の魅力は、スペック云々よりも「物語があること」だと私は思っています。
ホーカー ハリケーンという実在の戦闘機、そしてダークアースという実在の迷彩色にちなんだカラーリング。腕元を見るたびに1940年代の英国の空に想いを馳せる物語をしっかりと商品に落とし込んでいるブランドは、この価格帯ではなかなか他には存在しないのではないでしょうか。

もちろんミネラルガラスであることや、夜光の弱さ、リューズの仕上げなど、価格帯ならではの課題はあります。
ですが、航空時計という軸をしっかりと持ち、手を出しやすい価格帯で日常でストレスなく着けられるデザイン、スペックに落とし込んだのはAVI-8のブランドとしての努力の証左であると思います。

あと、このダークアースの文字盤の色味の渋さ。
他に類を見ない渋い色味で、刺さる人にはブッ刺さるのではないでしょうか。このカラーリングも他の腕時計と差別化できるポイントかと思います。

価格はおおむね2〜3万円台。腕時計の入り口としても手を出しやすい価格帯です。
ダークアース以外にも豊富なカラーバリーエーションが用意されていて、あなたの好みにあった一本が見つかるはず!
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※本記事はAVI-8様より製品の提供を受けて執筆しています。記事内容および評価は、提供の有無にかかわらず私自身の実機使用に基づくものです。

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