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【Strapcode】 オリエント マコ40 ラバーベルトに交換【レビュー】

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日本が世界に誇る腕時計ブランド、オリエント。同社が昨年2023年に発表したマコ40ですが、非常に人気を博しているようです。
私はネイビーダイアル(2024年9月現在 日本未発売色)のマコ40を愛用していますが、使いやすく普段使いに打ってつけです。

サファイアガラスの風防や20気圧防水という、日常使用における利便性の良さはそのままに、従来のマコシリーズより小径化したマコ40。
全体的なデザインや仕上げも洗練度が上がり、より都会的で軽やかな魅力を持つ素晴らしい腕時計だと実感しています。

なおかつ、その高い実用性やデザインの秀逸さからは破格とも思える値段設定(税込定価48,400円、2024年9月現在)も、腕時計愛好家にはめちゃくちゃありがたい。

【↓こちらはブラックダイアルのバリエーション】


そんなコストパフォーマンス溢れるマコ40ですが、ちょっと気分を変えてみたくなり、純正のメタルブレスからStrapcodeのラバーベルトに付け替えてみました。

夏の定番であるラバーベルトに夏も終盤の今になって変えるという、自分の対応の遅さに若干の辟易した想いも芽生えましたが、夏らしいこともこれといってできなかった私としては、「ささやかながら、そして、今更ながらでも、夏を感じたい・・・!」ということで最後の足掻きとしての購入です。

実はラバーストラップに初挑戦ということもあり、試しやすそうなマコ40に照準を絞って選んでみました。

マコ40に興味のある方、ストラップを付け替えて遊びたい方、ラバーストラップで何か良いものをお探しの方などのご参考になれば幸いです。

オリエント マコ40 の気になっていた箇所

私はオリエントの腕時計は2本所有中で、一本は通称「カマス」と呼ばれるダイバーズウォッチスタイルの腕時計、もう一つは今回のマコ40。
ともにコスパ最強の素晴らしい腕時計だとは思うものの、共通してあと一歩改善がほしい点がありました。

それがブレスレットのエンドピースとラグとの間に生じるわずかな隙間。

マコ40 ラグの隙間
ラグの向こうが見えてしまうこの隙間がどうも気になる。



瑣末な点であることはわかってはいます。日常生活には全く支障もありません。
ですが、一度気づいてしまうとどうにも気になってしまう。

「腕時計ばっかりにお金を使っちゃダメ!」と心の中で誰かが叫んではいました。「でも、このラグの隙間を埋めてごらん、心の隙間もきっと埋まって毎日ハッピーだよ」と別の誰かも言っていました。しばしの押し問答の末、私はハッピーな毎日を選ぶことにしました。

選んだのはまたしても Strapcode のブランド Miltat

選んだラバーストラップはStrapcodeで販売されているブランド、”Miltat”のネイビーのラバーストラップ。

カマス用で替えブレスレットを購入したブランドで、品質とお求めやすい価格の両立している点がGood。

様々なスタイルのラバーブレスレットを揃えていますが、色味が私のマコ40のネイビー色と近いことと、装飾がシンプルなものののっぺりした感じもない良い塩梅のデザインに惹かれて購入することとしました。

開封


包装はスーパーシンプル。
ロゴも何も記載のない白い紙製の包装に包まれ、香港からはるばる私の元へやってきてくれました。

紙袋を開くと、こちらもシンプルな透明な袋に収められたストラップがすぐに出てきます。
開封の余韻など皆無、ものの5秒で目的物を拝めます。

Strapcode FKM22B-20A18BBU69

いかがでしょう。マットな質感で落ち着いた印象ではないでしょうか。
安っぽさもないので、私のようなアラフォーのおじさんが付けても悪くない気がしてきます。

でも実はストラップの裏側はちょっと印象が違ったり。

FKM22B-20A18BBU69 裏


歯車がいっぱい!
そう、表はいたってシンプルですが、裏側は腕時計のムーブメントを彷彿とさせる歯車の模様が多数彫り込まれており、密かに遊び心あるデザインなのです。
人には見えないけれど、自分だけはこの遊び心を知っている。そう考えるとちょっとワクワクしませんか?

この掘り込みによって腕にラバーがベタっと腕に貼り付くこともなく、実用性能も兼備。

FKM22B-20A18BBU69 尾錠


シンプルながら力強い尾錠。
さりげなくブランド名のMiltatの文字も刻印されています。これも内側なので人に主張する類のものではありません。このさりげなさは個人的には◎。

全面サテン仕上げなので、マットなラバーの質感と相まってツール感満載ですね。
「使い込むほどに刻まれていく小傷も味になっていくんだろなぁ」、と予感させるラギッドな魅力をたたえています。

クイックリリース機能付きなので着脱はいたって簡単です。
実用面は申し分ないですね。

いざ、装着

それでは、実際にマコ40 に装着してみましょう。

装着前はこんな感じです。


改めて写真でまじまじと見るとカッコいいですね。


このネイビーの色味、私の好みです。
なんで日本では発売しないんでしょうか?
ラグの隙間も第三者目線で見れば気付かれもしない瑣末なことでしょう。


では、実際に腕時計に実装していきます。

まずは、オリジナルのブレスレットを外します。


続いてラバーストラップを装着。
クイックリリース機能があるので装着は非常に簡単です。

装着
装着 近影


腕に乗せるとこんな感じです。

マコ40 FKM22B-20A18BBU69 装着 横
マコ40 FKM22B-20A18BBU69 装着 横

夏っぽくていいじゃないか!というのが第一印象です。
もうすぐ夏も終わるけど・・。もっと早く替えておけば・・・

装着感

やっぱりStrapcodeの製品って、クオリティ高いですね。
今回、私の人生で初めてラバーストラップを使用しました。これまではラバーストラップに少しチープさを感じそうで敬遠していた私ですが、完全に単なる食わず嫌いだったと思い知らされました。何事も経験ですね。


肉厚ながらしなやかな質感は、使い心地良好。
メタルブレスでは腕にピッタリとフィットさせると、痛みや窮屈さを感じてしまいますが、ラバーであればピッタリフィットもストレスフリーです。

深めなネイビーの色味もマコ40のダイアルの色味とマッチして、アクティブながら落ち着いた上品な印象。
ラグ幅も20mmから18mmへとテーパードしているので、若干の色気すら持ち合わせている感じ。


ラグ部分の成型は直線ではなくカーブを描いているので、ダイアルの曲線に沿った見た目となり、いかにも社外製ストラップつけましたという感じがしないのもまた良し。
オリジナルブレスレットで気になっていたラグとの隙間もなく、成型技術の高さも伺えます。

マコ40 FKM22B-20A18BBU69 裏

内側はこんな感じです。
私はタイト目に腕時計を着けるのが好みなので、上記写真のように腕に若干めり込んでいますが、痛みや違和感もなく適度な弾力・伸縮性によって心地よく使っていけそうです。

私の16cm強の手首周りでタイト目に装着すると、2番目か3番目の穴でベルトを留めることになります。余る部分が長くなるので、もっと自分の手首が太かったらバランス良かったかなぁと。
ちなみにサイズは155mm〜205mmまでの手首に対応しています。

まとめ

うだる暑さに辟易としながら「ラバーストラップって夏に使いやすいのかな」なんてぼんやり考えていたら、あっという間に夏も終わりかけになってしまい、慌てて(?)ラバーストラップデビューした優柔不断な私。
結論としては、やっぱり”良い”!

メタルブレスよりも軽快な装着感。ぴったりと腕にフィットさせることもできる上に、レザーベルトのように汗によるダメージも考えなくて良いですし、ぶつけたりした際の傷やダメージの心配もあまりない。アクティブな活動の多い夏には打ってつけですね。

私自身がラバーストラップの使用が初めてなので、比較対象はできていませんが、Strapcodeのラバーストラップはクオリティ高いと感じました。
過去に同じくオリエントのカマス用にジュビリーブレスレットをStrapcodeで購入し、その品質の高さには満足していました。なので、今回のラバーストラップ購入を検討する際も、品質面は安心して購入することができました。海外のオンラインショップなので、実際に実物を手に取って購入することができないのは少々心配ではありますが、Strapcodeの商品には信頼がおけるのではないかと思っています。

まぁ、たとえ失敗したと思っても、私の場合は「人柱となってこのブログのネタにできれば良いかな」という気持ちもあるので、少々購入のハードルは低いかもしれませんが。。。

なにはともあれ、結論としては良い買い物でした。
夏の終わりに、一夏を偲ぶ思い出となる素敵な買い物ができたと思っています。

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